フタミ商事に入って14年、社長になって10年、いったい何件のお店が開店したんだろう?
自分なりに、昔のゲイバーの流行り、今のゲイバーの流行り、そして、世間の流行り、いろんな素材やデザインの物件の内装を見てきました。そんな私が今夏、大家さんに一任され、満を持してスケルトンからデザインしたお店を公開させていただきます。
昭和スナックをオシャレバーへリノベーション
まずは入口から。新しい扉に合わせて、ランダムに並んだ石目調の壁紙を選択してみました。
打ちっぱなしの店内。カウンターは木目もいいけど、ダークグレーの石目調(化粧板)にすることで、イメージ通り重厚感を出すことができました。
お店の奥から入口向きに📸
設備は、手洗い・二槽シンク・製氷機・コールドテーブル・ガス台が隙間なく並びます。
一番上がガラス戸入りの食器棚、下二段はボトル棚として使用。横6列にもなると、存在感もありスタイリッシュです。
入口付近には、収納兼立ち飲み用の2段ラックを設置。
床はダメージウッド。本物と思いきや、これ塩ビ素材のフロアタイル。言われないとわからないくらい、リアルに再現されたデザインです。
床に対して、天井は打ちっぱなしを黒に塗装した無機質な感じに。
トイレも店内と雰囲気を統一。壁にはツヤツヤのクリアー塗装をして、掃除等の衛生面にも配慮しました。
大家さんにもお褒めをいただき、
「オレ、センスあるんじゃね?」
と言いたいところですが、がっつりデザイナーを入れて作られた「Bar.軒先」に影響されているとかいないとか・・・
まあ、それはいいとしまして。横文字の店名で茶色いお酒を出す、渋ーいお店ができるんだろうなぁ、と勝手に想像を膨らませていた私。実際に契約したお店は、
「おむすびバー」
・・・
・・・
・・・
えー!イメージと違いすぎるんですけどー!
と不安を覚えつつ、オープンしたお店がなかなかイイものでして。そのお店のご紹介は、次回ブログでのお楽しみとさせていただきます。