今月はサバイバル月間ということで(⁉)、まさかの出来事が続いています。不動産業といえば「内見」「契約」「管理」などのキーワードを思い浮かべる方が多いかと思いますが、新宿二丁目の現場はなかなかの“非”日常。今回は、そんな日々の一コマをお届けします。
ごみ拾い中に傘で襲われる!
私は清掃ボランティア「二丁目海さくら」以外にも、新宿二丁目町会の清掃委員長として月2回の清掃活動を行っています。

最近は新宿二丁目がずいぶんキレイになったため、ターゲットはお隣り新宿三丁目の旧新宿二丁目(町会は二丁目)エリアへ。御苑大通り沿いの植栽の中はポイ捨てごみが目立ち、とくに日高屋の前には、いつも「不法投棄」のごみが積まれています。

5月某日、町会の皆さんで集めたごみを一箇所にまとめて、「お~いお茶」で一息ついていたその時──

突如、裸足の黒人男性が現れ、至近距離から傘を2本投げつけてきました!そのうち1本は私の左手にヒット(軽傷)、すぐに交番の警察官が取り押さえてくれ、事なきを得ました。
弊社管理物件の屋上に不法侵入者が!
数日後、弊社管理物件の近隣住民から「屋上で物音がする」との連絡を受け、一先ず物件のオーナー様と相談して現地を確認することにしました。

机の横に置いてある”二丁目不動産屋の必須アイテム”「バール」と「バット」を持って、臨戦態勢で向かいます。備えあれば憂いなし!

まずは正面にある、別の管理物件の屋上に上がり確認してみると、見覚えのないカバンが置いてあり、屋上の扉が半開きになっている。出入りした形跡はあるものの、人の気配はなし。
恐る恐る階段を上がり、屋上手前の踊り場までくると──
そこには見知らぬ外国人男性が一人、ひっそりと身をひそめていました。目が合った瞬間、彼は威嚇するように叫んできたので、私は猛スピードで退散!
私はすぐに110番通報。ほどなくして警察が現場に到着し、その男性の姿はすでにありませんでしたが、屋上の侵入経路や周辺状況について現場検証が行われました。
新宿二丁目は、昼も夜もにぎやかで魅力的な街ですが、その裏では、ごみ問題・治安問題・違法行為など、日々対応が必要な課題も山積みです。
不動産屋は命がけ…今日も私は二丁目で格闘中です。