今年もまた”エアコン不具合ラッシュ”の時期がやってきたなぁ…なんて思っていたら、ちょうど一年前くらいにこんなブログを書いてました。
関連リンク:そろそろ夏本番!エアコンの掃除、してますか?
冷房のかけ始めであるこの時期、一番多いのが「エアコンから水漏れしてます!」というご連絡。これ、確かにエアコンが壊れた!と思ってしまいがちですが、原因の大半はドレンホース(排水ホース)の詰まりなんです。長く使っているうちに、煙草のヤニ汚れ、水垢、ホコリ等がヘドロ状態で溜まり、排出しきれない水が逆流します。
そして、詰まりが原因であれば、結構自分で直せちゃいます。私も何度も直してますので、皆さんご自分で(フタミ商事に電話せずに(笑))対応してみましょう。それでは、対処法をご紹介!
ドレンホース(排水ホース)の詰まり対処法
1.ホースの出口を割り箸等で掃除してみる
ホースが地面近くにあるようなら、虫の死骸や泥が原因かもしれません。
2.ホースの出口から口で吸う
ドレンホースの先端を、口にくわえて吸い込みます。やることは簡単なんですが、汚いヘドロを吸い込む危険性があります。ウチの業者は普通にやってましたが、私は恐ろしくて無理です。
3.ホースの出口を口で吹く
「吸うのが嫌なら吹いてみよう」ということで、これは私も経験済みです。でも、室内機側に汚水が噴き出る、室内機が故障する恐れがあるようなので、あまりオススメはできません。やるとしたら、軽く吹いて軽く吸ってを繰り返して詰まりを動かすイメージが良いかもしれません。
4.掃除機で吸い取る
以前のブログで紹介した通りです。これ、ドレンホースが長い場合には一番効果的です。ただ、電源とビニールテープが必要という大きな欠点が…
5.ドレンホースクリーナーを使用する
ホースに口を付けるのは嫌だ!、電源もビニールテープもすぐに用意できない!、そんなときに便利なのがこちら。
たらららったら~!「ドレンホースクリーナー」
ついに購入しちゃいました♪ 先日、さっそくお客様から水漏れのご連絡があり、「ついに出番がきたー!」となぜかテンションが上がる私。
今回はバルコニーから対応できるので、作業はしやすい条件です。
ドレンホースをこの様に外して。
ドレンホースの水の出口に差し込んで、レバーを引いて下さい。最初に少し抵抗があり、「ボコボコッ!」ていう手応えがあったら成功!この手応え、結構クセになります(笑)
写真ではわかりづらいですが、このように水が出てきました。透明なヘドロ状のモノも出てきたので、これが詰まりの原因のようです。注意事項としては、
- まずエアコンを入れてドレンホースに水をためる
- 電源を切りコンセントを抜く
- 5.の方法で対応する
という手順で行うこと。この”ドレンホースクリーナー”、新宿二丁目の弊社のお客様には無料でレンタルします!弊社の営業時間内にご連絡ください!
皆さん、これでエアコンの水漏れ対策は万全ですね!?でも、やはり一番は専門業者にクリーニングをお願いすること。夏本番になって焦らないように、今のうちにキレイにしておきましょう。
最後に…今回は外側から詰まりを取る方法でしたが、ベランダが無い2階以上の物件では外からの対応ができない場合があります。室内からドレンホースの汚れを吹き出すことはできないのだろうか?そんな疑問に答えてくれるサイトを見つけました。少しコツがいるようですが、何でも自分でやってみることは大切です。
関連リンク:水漏れ自力修理の話