皆さん、ニュースです!
フタミ商事は、2021年1月より開発を進めてきた「新宿弐丁目横丁」の開業日を2021年7月1日㈭と決定。新宿二丁目における新たな”食事ができる”交流拠点、かつ、ウィズコロナ&アフターコロナを見据えて、二丁目が2軒目3軒目の深夜に行く街というイメージから、仕事終わりの1軒目から選ばれる街への変化を目指す。
メインの仲通りから30メートルほど入ったところにある外観。フロントサッシはガラス張りとなる予定で、外から店内を見渡すことができ、二丁目初心者でも気軽に入りやすいことを意識したデザインとなる。
新宿弐丁目横丁(新宿二丁目プロジェクト)は、岸雄一郎+Tobitaka Design Office が設計、市川工業(市川・廣田JV)が施工を担当。また、装飾には仲通りのイルミネーション取り付け業者も参加予定である。
なお、運営者によると、すでに「其ノ壱〜其ノ伍」5店舗全てが既に成約済みとのこと。
以下、計画図面と工事写真を紹介する。
計画図面
2021年1月の素人(二村)による想像段階の図面がこちら。店舗数は4店舗を想定、各地の横丁では一般的なローカウンター(H700mm)がメインで、店舗の中心あたりにはローテーブルが配置されている。
そして、設計士による最終の完成図面がこちら。思い切って奥のテーブル席を無くし、管理運営のしやすさを重視、ミドルカウンター(H920mm)の飲食店4つとスタンディングバー1つの5店鋪とした。
工事写真
工事開始は2021年5月から。
本当に5店舗も作れるのかと疑いつつ、施工を進める市川氏と廣田氏。
そして、オープン1か月前となり、
入口近くのスタンディングバー。こちらでは、厳選されたクラフトビールの他、新宿二丁目オリジナルビールの販売も計画している。
打ちっぱなしコンクリートの店内に、シナ材の木が温かみを加える。高さをミドルサイズの二段カウンターにすることで、飲食店の使い勝手とコミュニケーションの取りやすさの両立を実現した。
カウンター上には吊戸棚を設置し、狭小店舗での収納にも配慮。そして、高さのある天井には、冒頭写真(サナギ新宿)のようなランタンの装飾を予定している。
7月1日㈭「新宿弐丁目横丁」オープン!
「さあ、今夜はどこにしようかな。」
横丁の良さと、二丁目らしさ、他にはない新しい横丁が誕生。すでに関係者の中では「ニチョ横」の愛称でよばれているとか。人間味があふれる繁華街、新宿二丁目の魅力をさらに押し上げ、コロナ自粛からの早期復活につながることが期待される。