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2019.08.30

スクラップ&ビルドが進む新宿二丁目~オリンピック前の土地価格高騰と共に手放すオーナーも増加

『フタミビル』の外装をリニューアル!

お気づきの方もいるとは思いますが、新宿二丁目における自社ビル『フタミビル』の一部の外装をリニューアルいたしました。

フタミビル

『フタミビル』は築40年にもなります。老朽化が進み、ブラック&グレーを基調とした外装にリニューアルいたしました。ビル中央にある一階から二階につながる螺旋階段が印象的なビルです。

『ニューフタミビル』の外装もリニューアル!

新宿二丁目仲通りには信号がひとつしかありません。唯一の信号がある交差点の一角のビルが『ニューフタミビル』です。

ニューフタミビル

こちらの一階には、人気レズビアンバー『BAR一(はじめ)』様と、人気中華料理店「吉龍軒(ギロンセン)」が入るビルになりますよ。

関連リンク:BAR一(はじめ) / 吉龍軒(ギロンセン)

こちらもブラック&グレーを基調とした外装にリニューアルさせていただきました。おや?こちらのビルにも螺旋階段がありますよね?螺旋階段は建築当初の流行りかと思われます。先代は、最先端の技術や施工が好きだった様ですね。

新宿二丁目はビル建築のラッシュが続いています

新宿二丁目のビルを含む建物全体的に老朽化が進み、リニューアルするには、金銭的な体力も必要な事から、オリンピック前に土地の価格が高騰している昨今に手放すオーナーも増え、企業が買い取ることで、ビルの建築ラッシュが続いている状況と思われます。

リノベイト新宿ビル

『リノベイト新宿ビル』は『フタミビル』のお隣のビルですが、グレーの鉄格子がモチーフとなるビルで、もともと焼き鳥屋さんがありました。

解体前の新宿梅寿司のビル

今では懐かしい梅寿司です。こちらのビルも現在は解体され、下記の画像通り更地となり、2019年8月29日現在は工事中です。

新宿梅寿司のビルは更地へ

元梅寿司後に、どんなビルができるのか楽しみですね。

米屋の向かいの一軒家が解体準備中

こちらは米屋さんのお迎えにあった一軒家です。長年、右端のドア部分にはトタンで覆われ、中が見えませんでしたが、解体にあたりトタンが取り外されるとなんて事でしょう!もともとスナックだったと思われるドアで登場したのには驚きました。2019年8月29日現在は、解体が順調に進んでいる様です。

米屋の向かいの一軒家の解体作業の様子①
米屋の向かいの一軒家の解体作業の様子②
外装リニューアル中の『大倉ビル』

新宿三丁目駅から新宿二丁目にいらっしゃる際は、ひときわ目につく、ビックスビルの向かいのレンガ作りのビルが『大倉ビル』です。どの様に外装がリニューアルするか楽しみですね。

仲通り沿いの新築ビル

こちらは間もなく完成でしょうか?仲通り沿いに面する、ブルー&ホワイトの色合いがひときわ目立つビルですね。完成の際はオフィスが入るのでしょうか?

この様に、2019年8月時点での新宿二丁目は、毎日の様にスクラップ&ビルドが繰り返されております。ディズニーランドの様に完成形のない新宿二丁目は、昼夜共に飽きない街です。

ひと昔前の新宿二丁目といえば、閉鎖的なゲイタウンという、一般的な買い手からするとネガティブな印象が拭えなかったと思いますが、昨今では、新宿御苑前駅などには新宿御苑観光目当ての全国各地の方や外国人が多くなった事、さらに新宿三丁目駅は副都心線が開通し、利便性が格段にあがった事で、新宿二丁目という街自体が開放的になり、一大観光地として注目された事が挙げられると思います。

来年2020年はオリンピックイヤーではありますが、フタミ商事は、これからも健全で清潔な本気の街づくりを目指して精進したいと思います。