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2025.06.25

内装写真で振り返る「バー・ジップ→THE ANNEX」の記憶@新宿二丁目~そしてナイトクラブ「ArcH」が復活

私が子供の頃に暮らしていた雑居ビルの1階には、かつて「ジップ」というバーがありました。「二丁目に来て初めて入ったゲイバーがジップだった」という話を何度聞いたことでしょう。その後、リニューアルされ店名は「THE ANNEX」となり、系列店「ArtyFarty」とともにレトロアメリカンなスタイリッシュな内装で人気を博していきました。多くの想い出を作ってきたこの場所も、時代の流れとともに昨年10月に終了。名残り惜しく感じている方も多いと思います。

その後、「THE ANNEX」の内装は壊されスケルトンになりましたが、写真を何枚か撮っていましたので許可をいただきブログに残しておきます。

店舗入口近く

お店に入ってすぐのところ、内装はヴィンテージ感満載でまるで映画の撮影セットに紛れ込んだよう。家具も小物もひとつひとつが個性的で、眺めているだけでも楽しくなります。

入って右手の壁

右手前にある壁、実はレンガ模様が描かれているだけ。ディズニーランドでよく見る、あの感じ(モルタルアート)です。

カウンターと私

カウンターの木材は、船の甲板で使われていたものだそう。細かいところにもお店のこだわりが感じます。そして、私の真上にあるシャンデリアは、日本に2つしかない(⁉)という貴重な品なんだとか。

カウンターの足と椅子

カウンターの足はガラスブロックで組まれていて、レトロなのにどこか近未来的な雰囲気。レンガ調の壁にはアートや装飾が散りばめられ、天井には天使のオブジェまで。ん?この天使に見覚えがあるという方、鋭い!そう、前にブログで書いた”金色に塗られた天使”はここにいたんです。

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中二階の席

空間の高さを活かして、鉄骨で組まれた階段を上がると中二階のカウンター席が。ここは隠れ家のような特等席です。

店内の一番奥

一番奥にはトイレとソファー席の個室、そして鉄骨で組まれた中二階のDJブースがあります。

奥から入口に向かって

「ジップ」から始まり、「THE ANNEX」へと引き継がれたこの空間。中二階席やガラスブロックのカウンター、DJブースまで…本当に素敵な空間でした。今はもう閉店して内装も無くなってしまいましたが、ここで過ごした時間はきっと皆さんの心に残り続けているはずです。

そして新店舗が・・・

また改めてご紹介したいと思いますが、この場所で7月4日㈮、新たなお店がオープンすることになりました。もうご存じの方も多いと思います。そう、なんと―あの店が復活します!

CLUB ArcH

Grand Opening Party:2025/07/4~7/5
Reception Party:2025/6/28(完全招待制)
HP:https://clubarch.jp/

クラブなのにシャワーがある?あと数日、皆さま楽しみに待ちましょう。