ブログ&イベント情報

2023.03.01

新宿二丁目が古き良き時代のままの新宿二丁目らしい街であり続ける理由

ご無沙汰しております。フタミ商事オフィシャルサイト担当です。昨今の新宿二丁目は海外からの外国人のお客様も多くなり、特に週末は感染症対策前の活気が戻ってきたという印象を受けています。

新宿二丁目仲通り外灯

古き良き風景が残る街並み

新宿二丁目という街は、地域の方の協力を得て、古くからの建物やビルを取り壊す事を極力控え、大事にメンテナンスし続け、チェーン店などの出店も抑えて、古き良き時代の風景が現存しています。これが、今では世界的な一大観光地として認識されている所以ともなり、多くの外国人や地方からのお客様が押し寄せている現状だと考えております。

日中はオフィス街としても機能し、夜間は飲み屋街として多くの店が集中している新宿二丁目です。

古い街を現役で残す難しさ

長い歴史のある街を、老朽化が進む店舗・テナント他を現役で活用しつつ残し続ける事は、もしかしたら、再開発して新しい街にする事以上に手間暇がかかり難しい事なのかもしれません。

フタミ商事管理の店舗

今日も二村社長は店舗の賃借人の方から呼ばれて、店舗の点検や補修作業に出向きます。

  • 水漏れしている
  • 水の出が悪い
  • トイレが詰まった
  • 下水のにおいがする
  • お店の電気がつかない
  • 下の階のお店がうるさい
  • 店内に虫が入ってくる

二村社長は、来る日も来る日も様々な理由で店舗に出向きますが、大半は、老朽化故に仕方のない事や、二村社長が出向かなくても解決できる事が多い様です。

新宿二丁目の店舗物件は、木造や鉄骨造の建物も多く防音対策が取られていない事や、水道管などの老朽化が進み部分的な補修が難しい事から、築年数の浅い物件に比べて賃料等が抑えられています。もし、これらの根本的な改善を行うことになると、大掛かりな修繕工事が必要となり、工事期間中のビル全体の休業はもちろん、修繕工事費用を捻出するために、安価で抑えている管理費や家賃自体の値上げを検討せざる得ない状況になります。

まずは、賃借人の方々がご自身で解決策を見出す行動を取っていただき、どうしても解決できない場合には不動産会社や専門家にご相談いただきたいものです。というのも、実際に補修作業に出向いた際のお話ですが、水回りについては、止水栓をドライバーで回して水量を調整したり、排水のジャバラホースのごみを除去するだけで解決したり、電気系統については、電球が不良品だったり、単純にブレーカーが落ちているだけであったり、中にはコンセントが外れているだけという場合もあったそうです。

二村社長も水道や電気の業者ではないため、業者と立ち会った際の経験や、症状によってはgoogle先生を頼りに対応している次第です。

新宿二丁目が新宿二丁目であるために

今後も、日本人のみならず、海外からの外国人のお客様にも足を運んでいただけるために、古き良き時代のままの新宿二丁目の風景を残し続けられると良いな。と考えております。

新宿公園にてゴミ拾いのための集合の様子

そのためには、フタミ商事を含めた商店街はもちろん、賃借人やお店のスタッフの皆様のご協力ほか、ゴミをポイ捨てしない。などの来訪されるお客様方のご協力も必要不可欠です。2023年も新宿二丁目を古い街だからこそ美しい街づくりができる様、努めていく次第です。