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2020.04.28

[新型コロナウイルス]東京都や国の支援策まとめ~飲食店・BARの方へ

新型コロナウイルス感染症(以下「コロナ感染症」と記載)拡大防止のため、現在、新宿二丁目の飲食店は時短営業、バーはほとんどがGW連休明けまで自主的に休業しています。

フタミ商事は「よき新宿二丁目」が消えてしまう50年に一度、いや100年に一度のまちの危機であると感じ、4月半ばから自主的にやれることは実行したつもりです。

そして、「東京都や国の支援策も早く調べなくては!」と思いながらも遅くなってしまいました。皆様、すでにお調べ済みとは思いますが、飲食店・バー向け支援策を私なりにまとめてみましたので参考にしてください。

※以下、特に記載がない日付の年は2020年です。

支給制度について

東京都感染拡大防止協力金

コロナ感染症等拡大防止のため、都の要請や協力依頼に応じて、施設の使用停止等に全面的に協力した、中小事業者に対しての協力金です。(東京都)

【URL】https://www.tokyo-kyugyo.com/

【支給額】50万円(2事業以上の事業者は100万円)

【主な要件】4/16~5/6まで休業すること

【申請期間】4/22~6/15まで

【申請方法】①オンライン ②郵送 ③持参

新宿区で持参の場合は、申請書類を「新宿都税事務所」に設置された専用ボックスに投函することで提出ができます。新宿西口の小滝橋通り沿いなので、新宿二丁目からも近くて便利です。※封筒に「東京都感染拡大防止協力金申請書類在中」と明記するのを忘れずに。

② 持続化給付金

コロナ感染症拡大により、特に大きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を下支えし、再起の糧としていただくための、事業全般に使える給付金です。(経済産業省)

【URL】 https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin.pdf

【支給額】個人100万円 ・法人200万円

     ※ただし、昨年1年間の売上からの減少分を上限とする。

【主な要件】 売上が前年同月比で50%以上減少している者

【申請期間】本年度補正予算成立後、その翌日から

【申請方法】オンライン にて

①②2つの支給制度、該当する方も多いはずです。必ずチェックしましょう

助成金制度について

業態転換(テイクアウト等)支援

新たなサービスにより売り上げを確保する取組に対し、経費の一部が助成されます。スナック・バーでは難しいかもしれませんが、飲食店の場合はこれを機会にテイクアウト等をスタートしてみてはいかがでしょうか。(東京都)

【URL】https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/22/12.html

【支給額】 100万円(助成対象経費の5分の4以内)

【主な要件】 飲食業で新たにテイクアウト、宅配、移動販売を開始する際の初期経費等。

【対象期間】交付決定日から2021年1月末まで

【申請期間】 4/23~5/18まで

【申請方法】申請書をダウンロードの上、作成、送付

以下のような、デリバリーの参入支援サービス(民間)もあります。

期限付酒類小売業免許の取扱い改正について

料飲店等がコロナ感染症に基因して、在庫酒類の持ち帰り用販売等により資金確保を図るものについて、迅速な手続で期限付酒類小売業免許が付与されます。レアな日本酒やクラフトビール+お手製おつまみセットなんて魅力的?二丁目の方ならもっといいアイデア出そうです。(国税庁)

【URL】在庫酒類の持ち帰り用販売等をしたい料飲店等の方へ ―PDF

【対象期間】免許付与から6ヶ月間

【申請期間】~6/30まで

【申請方法】 店舗の所在地を管轄する税務署に提出

融資制度について

新型コロナウイルス感染症特別貸付等

コロナ感染症で資金繰りに不安を感じている事業者の方には、様々な貸付による支援が用意されています。無利子や実質無利子の融資をご検討されている方は、以下のホームページ等をご参照ください。(経済産業省他)

”とりあえずリンク貼ってみた感”からお気付きかとは思いますが、資料がいろいろありすぎてよくわからん・・・というのが私の正直な感想です。 相談窓口が用意されているようですので、詳しくはこちらで専門家に相談してみましょう。

最後に

コロナ感染症は、換気の悪い密閉空間で感染が広がりやすいとされて、飲食店・バーの来店を避ける人が増えそうです。室内や換気扇のまめな掃除も必要ですが、先日「飲食店などに対し高機能換気設備の導入費用を補助する」というニュースが出ていました。これを機会に高機能換気扇へ交換を行うことで、換気能力と冷暖房効果を同時に高めることができます。暑い夏を迎える前に、是非検討してみましょう。

私が調べた内容ですので、間違いや変更がある可能性もあります。詳細につきましては窓口や専門家の方にお問い合わせください。