ゲイさんと芸人さんが多い街といえば「中野新橋」ですよね。

え！知らないって！？

「中野新橋」は”住みたい街”ではないかもしれないけど、”住むべき街”だと思います。物件のご紹介の前に、私が中野新橋をおすすめする理由を挙げてみます。

1.新宿も中野も近い。

中野新橋駅は、東京メトロ丸ノ内線で新宿駅まで約6分、新宿三丁目駅まで約8分という驚異のアクセスを誇ります。ただし、基本的には池袋行きも荻窪行きも１つ目の中野坂上で乗り換えとなりますのでご注意を。（何本かに１本は池袋行きの直通もあります。)

ちなみに、新宿三丁目駅からの直通の終電（中野富士見町行）は、平日は23:56、土日は23:46分です。ちょっと早いかもしれませんが、二丁目での深酒防止にはいいのでは？

終電を逃したら･･･タクシーだと、新宿二丁目から約12,3分、深夜料金でも1,500円以内（道路状況によります）。また、中野駅へもチャリで飛ばせば１０分ちょっとなので、休みの日には中野駅のブロードウェイ周辺を散策するのも楽しいですよ。

中野坂上からの分岐線、この形からヒゲラインなんて呼ばれ方もします。

2.でも家賃が安い。

新宿二丁目までのアクセスが良く、中野新橋のライバルとなりうる駅との家賃を比較してみました。

中野新橋　1R 6.69万円・1K 8.73万円

曙橋　1R 8.47万円・1K 9.33万円

初台　1R 8.75万円・1K 9.62万円

東中野　1R 7.71万円・1K 8.62万円

若手芸人さんが多いというのも、うなずけますね。私の感覚では、アパート（1R）は6万円台後半、マンション（1K）は7万円台後半といったところでしょうか。

3.なんだか庶民的である。

昭和40年代までは花街として栄えていたという中野新橋。朱色の欄干が鮮やかな神田川にかかる「新橋」には、その名残が感じ取れます。駅を降りると小さな商店街があり、それなりに商店や飲食店が集まっている。商店街を少し入ったところには貴乃花部屋があり、街中を歩くお相撲さんからはびんづけ油のよい香りが漂う。

青梅街道や甲州街道といった大通りから離れているので、建物がとても低く感じられ、人って生活するのにこれくらいがちょうどいいんだよね、と思わせてくれる。そんな、地味ながら一度住むとなかなか抜けられない街が、中新（なかしん）なのです。

※中新（なかしん）･･･この街を愛する地元住民たちはこの一帯を略して中新（なかしん）と呼ぶ。

前置きが長くなりましたが、中野新橋から徒歩4分、駅を降りて左に佇む「新橋」を渡り、個人商店が並んだ通りを抜けて、坂をぐぅっと上がったところにあるこちらの物件をご紹介します。

今回ご紹介する物件はこちら！～中野新橋『サンリプル』

人（私だけ！？）はここを「中新のピンクパレス」と呼びます。写真の通り、外壁はラメ入りピンクにステンドグラス、床はモザイクタイル、入ったところにはシャンデリア風の照明付き。これが意外とマッチしてるんです。

共用廊下だって、赤い床に黄色い壁。

あ、室内は意外と普通です。右の折戸は、トイレと風呂（洗面台付き）が別々になってます。もともとの三点ユニットを分割しているので、風呂は小さな五右衛門風呂並みに狭いですけどね。

IHコンロは1口ですが換気フードが大きめ、作業スペースや収納スペースは十分！

北向きですが、晴れた日はこんなに爽やか。すこし路地を入った住宅街なので、とっても静かなのです。

東側にも曇りガラスの窓があり、室内に朝日がうっすらと差し込みます。

この窓を開けると、隣のマンションの立派な松が。

冷蔵庫も洗濯機もいらない！？

クローゼットの大きい、ほぼ正方形の居住スペース。「羊羹を切ったような長方形の間取りには飽きたぜ！」なんて方におすすめです。

欠点として冷蔵庫のスペースが取りずらいのですが、マンション1階に自動販売機があり、コンビニ（ローソン）までは徒歩1分以内なので、いま流行り（？）の”冷蔵庫のない暮らし”もありかもしれません。また、隣りのマンションの1階にはコインランドリーがあるので、思い切って洗濯機も置かない！なんて人もいるのかも。

銭湯も近いので、リアル「神田川」だってできちゃいますよ。

きれいに、エコに！　生まれ変わった【清春湯】

最後に、こちらの物件の屋上からは新宿の高層ビル群がこんなキレイに見えるのです。※ごめんなさい、ココには居住者の方の出入りはできません。ただの眺望自慢でした…

本物件は成約済みとなりました。
多数のお問い合わせをいただき、誠に有難うございました。