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2020.05.11

【新宿二丁目おすすめスポット】閻魔堂や塩かけ地蔵尊など文化財が魅力的な『太宗寺』

新人ご挨拶~生まれも育ちも新宿二丁目のサトシです

はじめまして。2020年4月からフタミ商事に入社しました新人サトシです!新型コロナウイルスの影響で日本中、いえ世界中がかつてない混乱に陥り、困難に立ち向かっているそんな大変な時期にも関わらず入社させていただいた私の初のブログです。

実は私、新宿二丁目生まれ二丁目育ちです。さらには、37歳の今までずっと新宿二丁目に住んでいます。知り合った方にそう言うと、決まって「人が住むところがあるの?」と言われますが、最寄り駅は「新宿御苑前駅」でイメージも利便性もよいため、住んでいる人は意外と多いのです。

私の特技は、周りがどんなにうるさくても寝られるということ。これ「新宿二丁目っ子あるある」で、幼少の頃は、近所のゲイバーからもれてくるカラオケの音が子守唄でした。そんな、生活者も多いこの土地で、37年間のびのび育ってきた居住者目線での「新宿二丁目おすすめスポット」をご紹介して行きたいと思います

都内最大の閻魔像がある「太宗寺」

太宗寺入口

こちらは太宗寺というお寺さんです。写真では猫ちゃんが散歩してます。子供の頃ここで自転車の練習をしては注意され、キャッチボールをしては怒られ、何故こんなに広いのにやってはいけないんだろうか?と疑問に思いましたが、答えは簡単。ここは公園ではなくてお寺さんの私有地だからです。

入りやすいし、広ーいスペースがあったのでつい・・・。あと、当時の新宿二丁目の公園は、いろいろと問題がありまして。

銅造地蔵菩薩坐像
閻魔堂

敷地に入っていくとすぐに江戸六地蔵の一つ「銅造地蔵菩薩坐像」、その先には新宿区指定有形文化財とされる閻魔大王像と奪衣婆像がそびえ立つ「閻魔堂」があります。この閻魔堂ですが、ボタンを押すと明かりがつき2体の像が現れる仕組み。子供の頃はチラッと見たい、でも怖すぎてボタンが押せない、でもチラッとは見たい。でもボタンが・・・帰宅。なんてこともありました。閻魔堂の中、どのようになっているか知りたい方は、勇気を出して人差し指にグッと力をいれ、ボタンを押してみてください!

塩かけ地蔵尊

そして、私の中の”隠れた名所”は「塩かけ地蔵尊」です。このお地蔵さん、本当に塩がかけられてます。なぜわかるかって、それは子供の頃にペロッと・・・失礼しました。入口近くにある案内板には

「願かけの返礼に塩をかける珍しい風習のある地蔵尊です。造立年代や由来については、はっきりしません。」

はっきりしないなんて、なんと神秘的なんでしょう。「塩の魔人」さん、出番が増えるように願かけしてみてはいかがでしょうか?そんな魅力いっぱいの太宗寺について、詳しく書いてくれている方を発見したので、こちらもご覧ください。

関連リンク:霞関山太宗寺|江戸六地蔵、江戸三閻魔、新宿山之手七福神の布袋尊

今年は新型コロナウイルスの影響で開催は未定ですが、毎年7月にはここ太宗寺で盆踊り大会が開催されます。ドンパン節が聞こえてきたら、新宿二丁目の夏が始まります。近くまで遊びに来た際は、太宗寺にもぜひ立ち寄ってみてください

活気ある新宿二丁目の姿を再び

営業自粛により新宿二丁目の通りは閑散としています

今の新宿二丁目は、たくさんのお店の方々の営業自粛という勇気ある決断の結果、とても静かな街になっています。夜中の大きな「いらっしゃいま~せ~!」の声と共に眠りにつき、明け方しゃがれ声での「おやすみなさーい!」の挨拶で目覚めてきた私には今のこの街は静かすぎて落ち着きません。1日も早くお店が営業できるようになり、活気あるまちの姿を取り戻す日を楽しみにしています。

頑張ろう日本!!負けるな新宿二丁目!!