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2021.05.31

新宿二丁目オリジナルクラフトビール制作を手掛けてみる。

緊急事態宣言も再延長

これまでに国や東京都から様々な措置、要請、宣言が繰り返されております。蔓延防止等重点措置、時短営業要請、緊急事態宣言・・・。その都度、アルコールを提供する飲食店が標的となり、その様なお店が多い新宿二丁目は日に日に元気がなくなっていく様です。弊社が管理する各飲食店も、それに従い、ご苦労の多い日々を過ごされていると思います。

閉店に追い込まれた飲食店、時短営業でどうにか凌ぐ飲食店、ノンアルコール営業で耐える飲食店、間近で見て、聞いているからこそ、何か協力できる事はないかと日頃から考えております。

新宿二丁目にエールを!

少しでも協力できる事があればと模索した結果、弊社が管理する各飲食店数店と、石川酒造様の協力を得て、新宿二丁目のオリジナルクラフトビールを発売し、売り上げの一部を各飲食店に還元する。という話が挙がり進める事としました!

数年前より注目を浴びている国産のクラフトビールですが、この呼称の由来は「職人がこだわった丁寧なビール」「手作りのビール」などを意味する表現で、大手四社が量産するビールと対比する形で用いられ、小規模な酒造所が手掛ける多様で個性的なビールを指します。

大手四社の独占状態であったビール業界ですが、1994年の酒税法改正で規制緩和により小規模な酒造所が日本全国に台頭し始めます。

世界には100種類程のビールの種類があるにも関わらず、日本に流通しているビールの90%以上のほとんどは、キンキンに冷えて喉越しが良い「ピルスナー」というスタイルが流通されているだけにとどまります。

100種類以上に分類されるビールの種類ですが、大きく分けると「ラガー」と「エール」の二つに分類されます。前述した日本に流通している「ピルスナー」は「ラガー」に分類され、色や香りをゆったりと楽しむ事のできるビールが「エール」に分類されます。

今回、新宿二丁目のオリジナルビールを制作するにあたり、石川酒造様の「エール」ビールに分類される「ペールエール」というスタイルを採用しようという運びとなり、新宿二丁目にエールを送りたい!という意味とかけたラベル作成に着手しました。

新宿二丁目らしい商品名とデザイン

2021年今夏に発売できる様にプロジェクトを進行中です。

新宿二丁目オリジナルのクラフトビールを片手に新宿二丁目の街が彩られる日が来るといいな。それにはまだまだ課題が山積みです。まずは緊急事態宣言が解除されぬ事には、この様な風景を目にする事はできません。飲み終わった後もゴミの問題があります。正確に分類しましょうね。

こちらのプロジェクトについては進捗があれば、当ブログにてお知らせいたしますので、暖かく見守っていただき、完成の暁には新宿二丁目の各店にいかなる形で還元できるシステムを作りたいと思っています。お楽しみに!