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2024.11.27

【不動産屋の”非”日常】夜中に水が出ないと電話が鳴る悲劇

おはようございます、二村です。

今朝は夜中に電話で起こされまして、コーヒーを片手に寝ぼけまなこをこすっております。弊社では1週間交代で転送の電話当番をしているのですが、その間は夜中に電話がなりませんようにと祈って眠りにつく日々。そんな祈りもむなしく夜中2時半に電話が鳴り・・・

私「ふぁい」※眠い

相手「シンクもトイレも全部水が出ないんですけど!大家さんも電話に出なくて!」

私「ふぉんとでふか」※まだ眠い

相手「お客さんもいるんですけど、トイレはどうすればいいですか?」

私「ふぉかから借りるしかないですよね~」※寝ちゃいそう

・・・・・・ガチャzzz

と眠りに付きたかったのに、その後1時間以上寝られず。

不具合や事故等のトラブルがあった時に私のスタンスとしては、

「別にこちら(私)のせいで起こった訳ではない。」

「二次クレームにならないようにすぐに対応する。」

ということ。

今回は違いますが、以前には「早くどうにかしろ!」と高圧的な人もいました。ただ、こちらが悪いというケースはほとんど無く「すぐに対応しているから何も問題ないじゃないか。」老朽化したビルが多い二丁目、心の中でそう思わないとやってられない。今回は朝7時半に来社して8時半には解決できたので、自分でも無駄のない動きができたと思います。

具体的な対応

最近は不具合の原因を推理するのが面白くなってきました。

①水が出ない原因を想像する

  • 給水管が老朽化の錆びで詰まっている
  • 水道メーターの部分で詰まっている
  • バルブがイタズラ等で閉められている

②現地に行って検証を行う

1.時間が経って改善されていないか

二槽シンク

朝7時半に現地で確認したところ、やはり水が出ない。1フロアに店舗が2件あり、隣りのお店も全ての水が出ない。2件同時に老朽化で給水管やメーターが詰まるとは考えにくいので、ここで老朽化の線は消えました。

2.バルブは締まっていないか

各戸のメーター

次に、共用部分にあるメーターがイタズラされていないかをチェック。メーター自体も新しくバルブもしっかり開いていました。

3.大元のバルブに異常がないか

大元のメーター

建物自体を疑うことにして、1階の建物外にある大元のメーターを確認。やはり真新しいメーターが付いており、バルブは開いている。こちらも問題はなさそう。

4.小さな隠し扉を発見

隠し扉

なかなか答えにたどり着けず、無理か・・・と思った時、外壁にひっそりと佇む小さな扉を発見しました。まるで、ここに正解があるよと向こうから訴えかけているかのよう。

5.断水の原因が判明

給水ポンプ

ついに原因が解りました!頭を蜘蛛の巣だらけにしながら扉を開けると、小さな給水ポンプがあり、よ~く見ると停止のランプが灯っています。

すぐに大家さんに連絡をしてたところ、

大家「たまに止まるんですよね~」

なんだと!?

無事に普及はしましたが1年前にも同じことがあったらしく、「メーカー呼んでちゃんと確認して!こちらは2時半に起こされて眠いんじゃ~!」と心の中で叫びながら、今日も平和は日々でありますようにと祈りながら仕事をしてます。

※後で調べたら、去年12/25のクリスマスの夜中0:30に同じ物件&内容で電話で起こされてました💢